【小細胞肺がん:維持療法】「オプジーボ+ヤーボイ」vs「プラセボ」

進展型小細胞肺がんと診断された人で、プラチナ製剤を含む化学療法 4サイクル後に奏効または病勢安定であった人がその後の治療を考える場合、「オプジーボヤーボイ」による維持療法を選択しても生存期間の延長は期待しにくい。

オプジーボヤーボイ」による維持療法を受けた9.1%の人が治療に奏効し、10.2ヵ月持続した。「オプジーボ」による維持療法を受けた11.5%の人が治療に奏効し、11.2ヵ月持続した。プラセボが投与された人では4.2%の人が治療に奏効し、8.1ヵ月持続した。

オプジーボヤーボイ」による維持療法を受けた52.2%の人がグレード3または4の治療関連有害事象を経験した(vs 8.4%)。「オプジーボ」による維持療法を受けた11.5%の人がグレード3または4の治療関連有害事象を経験した。

【発表】

2021年3月8日

【試験名】

CheckMate 451(Phase 3)〔NCT02538666

【原著】

J Clin Oncol. 2021 Mar 8 [PubMed: 33683919]

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