【結腸がん:術後治療】「CAPOX」vs「5-FU+ロイコボリン」

手術後の補助化学療法として、「カペシタビンオキサリプラチン(CAPOX)」レジメンを選択することで、3年無病生存率の向上が期待できる。

試験では「CAPOX」治療を受けた人の3年無病生存率は70.9%、「5-FUロイコボリン」治療を受けた人の66.5%より向上。「CAPOX」治療を受けた人の5年生存率は77.6%、「5-FUロイコボリン」治療を受けた人の74.2%と差はなかった。

この結果に基づき、2011年11月に「オキサリプラチン」が「結腸癌における術後補助化学療法」を効能・効果として、 承認された。

【発表】

2011年5月7日

【試験名】

NO-16968/CAPOXA (Phase 3)

【原著】

J Clin Oncol. 2011;29:1465-71. [PubMed:21383294]

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