CheckMate 77T(Nat Cancer)
切除可能なIII期非小細胞肺がんのうち同側縦隔または気管分岐下リンパ節転移(N2)を有すると診断された人が手術を受ける場合、「術前の化学療法」への「オプジーボ」の上乗せ、および「術後補助療法としてオプジーボの実施」を選択することで18ヵ月無イベント生存率の向上が期待できる。
多発N2症例は全体の約38%を占める難治性の集団であるが、「オプジーボ」併用療法により単発N2と同等以上のリスク低減効果が示された。リンパ節転移の広がり(単発か多発か)に関わらず、「オプジーボ」併用療法の効果が期待できる。
「オプジーボ」併用療法を受けた人の77%が根治手術を実施し、プラセボが73%であったことからも、手術実施の障壁にはならなかった。また、「オプジーボ」併用療法を受けた人における肺全摘術を受けた人は1%(vs 14%)であり、侵襲の大きい全摘除の回避が期待できる。
【発表】
2026年1月8日
【試験名】
CheckMate 77T(Phase 3)〔NCT04025879/jRCT2080225131〕
【試験参加国】
日本(愛知県がんセンター、国立がん研究センター東病院、産業医科大学病院、神戸市立医療センター中央市民病院、金沢大学附属病院、神奈川県立がんセンター、仙台厚生病院、近畿中央呼吸器センター、埼玉県立がんセンター、順天堂大学医学部附属順天堂医院、日本医科大学付属病院、国立がん研究センター中央病院、大阪国際がんセンター、福島県立医科大学附属病院、広島大学病院)、米国、アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、中国、チェコ、フランス、ギリシア、アイルランド、イタリア、メキシコ、オランダ、ポーランド、ルーマニア、ロシア、スペイン、スウェーデン、台湾、米国
【原著】
Nat Cancer. 2026 Jan 8. [PubMed: 41507539]
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