【末梢性T細胞リンパ腫:一次治療(OS)】「CHOP+新規薬剤」vs「CHOP」

GUIDANCE-03(Lancet Reg Health West Pac)          

末梢性T細胞リンパ腫と診断された人が初めての治療を考える場合、「CHOP(シクロホスファミドドキソルビシンビンクリスチンプレドニゾロン)」療法に「遺伝子変異に対応した治療薬」の上乗せを選択することで、完全奏効率の向上と無増悪生存期間の延長が期待できる。

「遺伝子変異に対応した治療薬」は、2サイクル目からTP53遺伝子変異が確認できた場合は「デシタビン」、TET2/KMT2D遺伝子変異が確認できた場合は「ビダーザ」、CREBBP/EP300遺伝子変異が確認できた場合は「ハイヤスタ」、これらの変異が確認できなかった場合は「レブラミド」が上乗せされた。

【発表】

2024年7月29日

【試験名】

GUIDANCE-03(Phase 2)〔NCT04480099

【試験参加国】

中国

【原著】

Lancet Reg Health West Pac. 2024 :50:101160. [PubMed: 39175480]