【悪性黒色腫:術後治療(6ヵ月RFS)】「ペムブロリズマブ/ビボストリマブ」vs「キイトルーダ」

KEYVIBE-010(Lancet Oncol)                  

高リスクⅡ-Ⅳ期悪性黒色腫と診断された人が手術後の治療を考える場合、「ペムブロリズマブ/ビボストリマブ(配合剤)」治療を選択することで「キイトルーダ」単剤治療を選択した場合を上回る無再発生存期間は期待しにくい。

KEYVIBE-010試験は、切除後の高リスク黒色腫(IIB-IV期)に対する術後補助療法として、抗TIGIT抗体ビボストリマブと抗PD-1抗体ペムブロリズマブの配合剤の有効性を検証したPhase 3無作為化比較試験である。

本試験の新規性は、既に標準治療として確立されている「キイトルーダ」単剤治療に対し、新たな作用機序を持つビボストリマブを併用することで、再発予防効果が上乗せされるかを大規模に評価した点にある。既存の免疫療法をさらに最適化する試みとして実施されたが、単剤に対する優越性は示されなかった。

【発表】

2026年2月13日

【試験開始日】

2023年5月27日

【試験名】

KEYVIBE-010(Phase 3)〔NCT05665595jRCT2031230099

【試験参加国】

日本(国立がん研究センター中央病院、新潟県立がんセンター新潟病院、静岡県立静岡がんセンター、名古屋大学医学部附属病院、大阪国際がんセンター)、米国、アルゼンチン、オーストラリア、チリ、イスラエル、韓国、ニュージーランド、スイス

【原著】

Lancet Oncol. 2026 Feb 13.  [PubMed: 41698381]

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