【KRAS陽性肺がん:二次治療(PFS)】「アダグラシブ」vs「ドセタキセル」

KRYSTAL-12(Lancet)                      

KRAS G12C変異陽性の進行非小細胞肺がんと診断され、抗PD-1/PD-L1抗体、化学療法のいずれも受けたことがある人が次の治療を考える場合、「アダグラシブ」治療を選択することで、「ドセタキセル」治療を選択した場合を上回る無増悪生存期間が期待できる。

ドセタキセル」治療の奏効率は9%であったのに対し、「アダグラシブ」治療を受けた32%の人が治療に奏効した。

ドセタキセル」治療を受けた人の46%がグレード3以上の治療関連有害事象を経験し、「アダグラシブ」治療を受けた47%の人が治療関連有害事象を経験した。「アダグラシブ」治療の主な有害事象は、下痢(53%)、嘔吐(35%)、悪心(34%)、AST/ALT上昇であった。

【発表】

2025年8月9日

【試験名】

KRYSTAL-12(Phase 3)〔NCT04685135

【試験参加国】

米国、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、チェコ、フランス、ドイツ、ギリシャ、香港、ハンガリー、アイルランド、イタリア、韓国、オランダ、ポーランド、ポルトガル、プエルトリコ、ルーマニア、ロシア、シンガポール、スペイン、スイス、英国

【原著】

Lancet 2025; 406: 615-26.  [PubMed: 40783289]

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