【食道がん:二次治療(9ヵ月OS)】「オニバイド+5-FU+ロイコボリン」vs「パクリタキセル」

OESIRI(Eur J Cancer)                      

転移性食道扁平上皮がんと診断され、一次治療としてプラチナ製剤を含む化学療法後に進行した人が次の治療を考える場合、「オニバイド5-FUロイコボリン」治療を選択しても「パクリタキセル」治療を選択しても9ヵ月生存率は60%未満であり、効果は限定的である。「オニバイド5-FUロイコボリン」治療を受けた34.0%、「パクリタキセル」治療を受けた39.2%が9ヵ月後も生存できた。

オニバイド5-FUロイコボリン」治療の奏効率は22.9%、「パクリタキセル」治療の奏効率は15.7%。

オニバイド5-FUロイコボリン」治療を受けた人の53.1%がグレード3または4の有害事象を経験した。「パクリタキセル」治療を受けた人では38.5%が経験した。「オニバイド5-FUロイコボリン」治療特有の有害事象は、下痢(16%)、嘔吐(10%)、倦怠感(14%)。「パクリタキセル」治療特有の末梢神経障害(8%)、白血球減少(15%)。

【発表】

2025年8月22日

【試験名】

PRODIGE 62/FFCD 1701/OESIRI(Phase 2)〔NCT03719924

【試験実施国】

フランス

【原著】

Eur J Cancer. 2025 :228:115741. [PubMed: 40876084]

 

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