【再発卵巣がん:プラチナ抵抗性(PFS)】「スベムシツグ+化学療法」vs「化学療法」

SCORES(Nat Cancer)               

卵巣がんと診断され、プラチナ製剤を含む治療終了後6ヵ月未満に再発または治療中に増悪し、その後の全身療法中に病勢進行が認められた女性が次の治療を考える場合、「化学療法(パクリタキセルトポテカンまたはドキシル)」に「スベムシツグ」の上乗せを選択することで無増悪生存期間、生存期間の延長が期待できる。

PARP阻害薬、血管新生阻害薬による治療歴の有無に関わらず、「スベムシツグ」の上乗せによる無増悪生存期間の延長が示された。

スベムシツグ+化学療法」を受けた26.0%の人が治療に奏効し、8.8ヵ月奏効が持続した。「プラセボ+化学療法」を受けた人では奏効率が12.1%、奏効期間は6.1ヵ月であり、「スベムシツグ」の上乗せによってより深く、より持続的な奏効が示された。主なグレード3以上の有害事象は好中球減少(49.8% vs 41.0%)、白血球減少(35.9% vs 27.3%)、高血圧(18.9% vs. 0.7%)であり、従来の抗VEGF抗体のプロファイルと一致しており、管理可能であった。

QoLスコアに臨床的に意義のある差は認められず、「スベムシツグ」の上乗せは、化学療法単独と比較して、生活の質を損なうことなく生存期間を延長させた。

【発表】

2026年1月9日

【試験名】

SCORES(Phase 3)〔NCT04908787

【試験参加国】

中国

【原著】

Nat Cancer. 2026 Jan 9.   [PubMed: 41514054]