【胃がん:一次治療(TTP)】「ドセタキセル+5-FU+シスプラチン」vs「5-FU+シスプラチン」

V325(JCO)                            

進行胃がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「シスプラチン5-FU」治療に「ドセタキセル」の上乗せを選択することで無増悪期間、生存期間の延長が期待できる。

3剤併用療法を受けた69%で、2剤併用療法を受けた59%にGrade3以上の治療に関連した有害事象が現れた。3剤併用療法でよく現れたGrade3以上の有害事象は、好中球減少症82%(vs 57%)、口内炎21%(vs 27%)、下痢19%(vs 8%)、発熱19%(vs 14%)であった。

しかし、『胃癌ガイドライン』では、「有効性と毒性のバランスの点、国内での経験がほとんどない点などから、一般臨床では推奨できない(推奨度3)」とされている。

【発表】

2006年11月1日

【試験名】

V325(Phase 3)

【原著】

J Clin Oncol. 2006;24:4991-7. [PubMed: 17075117]