【肺がん:維持療法(PFS)】「ペメトレキセド」vs「プラセボ」

非扁平上皮非小細胞肺がんと診断され、「ペメトレキセドシスプラチン(4コース)」終了後に増悪しなかった人が次の治療を考える場合、「ペメトレキセドによる維持療法」を選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。

ペメトレキセド」による維持療法を選択することで、グレード3以上の検査値異常、貧血(4%)、好中球減少症(4%)、倦怠感(4%)が現れる可能性が高くなる。重篤な有害事象として貧血、発熱性好中球減少症が現れる可能性が高まる。試験では有害事象のために5%の人が治療を継続できなかった。

【発表】

2012年2月16日

【試験名】

PARAMOUNT(Phase 3)〔NCT00789373

【原著】

Lancet Oncol. 2012;13:247-55. [PubMed: 22341744]

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