手術前の補助療法を考える場合、「シスプラチン+S-1±ドセタキセル」治療を「4サイクル」実施しても「2サイクル」に比べて有効性の向上は期待しにくい。
試験では、術前補助化学療法を「2サイクル」受けた人の病理学的奏効率、R0切除率は、それぞれ15.6%、80.3%であったのに対し、術前補助化学療法を「4サイクル」受けた人の病理学的奏効率、R0切除率は、それぞれ19.0%、74.2%であった。
【発表】
2017年5月9日
【試験】
Phase 2
【原著】
Ann Oncol. 2017 May 9. [PubMed:28486692]
【こちらの図鑑も合わせて見る】