【前立腺がん:ホルモン感受性(OS、PFS)】「ザイティガ+プレドニゾン+アンドロゲン除去療法」vs「アンドロゲン除去療法」

ホルモン療法を受けたことがない人でも、アンドロゲン除去療法に「ザイティガプレドニゾン」の上乗せを選択することで、生存期間の大幅な延長が期待できる。

試験では、「アンドロゲン除去療法」に「プラセボ+プラセボ」を上乗せした人の生存期間が34.7ヵ月であったのに対し、「ザイティガプレドニゾン」を上乗せした人では50%以上が生存しており、未到達であり、「ザイティガプレドニゾン」による有意な生存期間の延長が認められた(p<0.001)。無増悪生存期間は「ザイティガプレドニゾン」の上乗せによって、14.8ヵ月から33.0ヵ月に延長(p<0.001)。

ザイティガプレドニゾン」の上乗せによって、グレード3の高血圧および低カリウム血症の発現率が増加。

【発表】

2017年6月4日

【試験名】

LATITUDE(Phase 3)〔NCT01715285

【原著】

N Engl J Med 2017; 377:352-60.  [PubMed:28578607]

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