日本人でも新たに転移性前立腺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「アンドロゲン除去療法」に「ザイティガ+プレドニゾン」の上乗せを選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。
「アンドロゲン除去療法+ザイティガ+プレドニゾン」治療を受けた人が経験した主な有害事象は、高血圧、鼻咽頭炎、体重増加、ホットフラッシュ、低カリウム血症、背部痛、高血糖、ALT・AST上昇。グレード3または4の有害事象を経験した人は65.7%(vs 20%)。
【発表】
2018年11月1日
【試験名】
LATITUDE(Phase 3)〔NCT01715285〕
【原著】
Jpn J Clin Oncol. 2018;48:1012-1021. [PubMed: 30371895]
【こちらの図鑑も合わせて見る】
- 【ホルモン感受性前立腺がん:一次治療】「ザイティガ+プレドニゾン+アンドロゲン除去療法」vs「アンドロゲン除去療法」
- 【ホルモン感受性前立腺がん:一次治療(最終解析)】「ザイティガ+プレドニゾン+アンドロゲン除去療法」vs「アンドロゲン除去療法」
- 【ホルモン感受性前立腺がん(日本人):一次治療(5年OS)】「ザイティガ+プレドニゾン+アンドロゲン除去療法」vs「アンドロゲン除去療法」
【さらに詳しく】