【EGFR陽性肺がん:二次治療(ORR)】タグリッソ+ダトロウェイ

ORCHARD(Ann Oncol)                     

EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺がんと診断され、「タグリッソ」による一次治療中に進行した34名が「ダトロウェイタグリッソ」治療を受けた結果、36%の人が治療に奏効し、20.5ヵ月奏効が持続した。

本試験は、初回「タグリッソ」治療後に増悪したEGFR変異陽性非小細胞肺がんに対し、同薬と「抗TROP2抗体薬物複合体ダトロウェイ」の併用を評価した点に新規性がある。結果、「ダトロウェイ 6mg/kg」治療で無増悪生存期間中央値11.7ヵ月、全生存期間中央値26.2ヵ月等の良好な有効性を示した。有害事象は管理可能であり、有効性と安全性の均衡から同用量が推奨開始用量として示された。本試験は、治療選択肢の限られる「タグリッソ」耐性後の臨床現場に対し、有望な次治療の戦略を提示する意義がある。

【発表】

2026年3月2日

【試験】

ORCHARD(Phase 2)〔NCT03944772/jRCT2080224686

【試験参加国】

日本(国立がん研究センター 中央病院、九州大学病院、がん研有明病院、愛知県がんセンター、大阪国際がんセンター、和歌山県立医科大学附属病院)、米国、デンマーク、イタリア、韓国、オランダ、ノルウェー、スペイン、スウェーデン

【原著】

Ann Oncol. 2026 Mar 2.

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