【2025年12月22日承認】ミンジュビ、ジニイズ、イムルリオ、テセントリク、エルゾンリス、リブロファズ、ルンスミオ、カルボプラチン

2025年12月22日、「イムルリオ(一般名:イムルネストラント)」単独治療の「内分泌療法後に増悪したESR1遺伝子変異を有するホルモン受容体陽性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳がん」、「ミンジュビ(一般名:タファシタマブ)+リツキサンレブラミド」治療の「再発又は難治性の濾胞性リンパ腫」、「ジニイズ(一般名:レチファンリマブ)+カルボプラチンパクリタキセル」治療の「切除不能な進行・再発の肛門管扁平上皮がん」、「リブロファズ(一般名:アミバンタマブ/ボルヒアルロニダーゼ アルファ)」の「EGFR遺伝子エクソン20挿入変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がんおよびEGFR遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」、「テセントリクカルボプラチンパクリタキセル」治療の「切除不能な胸腺がん」について承認された。

1. ミンジュビ+リツキサン+レブラミド:再発又は難治性の濾胞性リンパ腫

【レジメン図鑑】ミンジュビ+リツキサン+レブラミド(濾胞性リンパ腫)
「再発又は難治性の濾胞性リンパ腫」を対象に承認申請されていた「抗CD19抗体 ミンジュビ(一般名:タファシタマブ)+リツキサン+レブラミド」が2025年12月22日承認され、2026年3月18日、「ミンジュビ点滴静注用200mg」が発売されたことにより、臨床で選択できるようになっ ...

 

 

2. ジニイズ+カルボプラチン+パクリタキセル:切除不能な進行・再発の肛門管扁平上皮がん

【レジメン図鑑】ジニイズ+カルボプラチン+パクリタキセル(肛門がん)
「切除不能な進行・再発の肛門管扁平上皮がん」を対象に承認申請されていた「抗PD-1抗体 ジニイズ(一般名:レチファンリマブ)」が2025年12月22日承認され、2026年3月18日、「ジニイズ 点滴静注500mg」が発売されたことにより、「ジニイズ+カルボプラチン+パ ...

 

 

3. イムルリオESR1遺伝子変異を有するホルモン受容体陽性かつHER2陰性の手術不能または再発乳がん

【明日のレジメン図鑑】イムルリオ(ESR1陽性HR陽性乳がん)
「選択的エストロゲン受容体分解薬 イムルリオ(一般名:イムルネストラントトシル酸塩)」は、2025年12月22日、「内分泌療法後に増悪したESR1遺伝子変異を有するホルモン受容体陽性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳がん」を効能又は効果として承認された。本承認はPhase 3試 ...
【ER陽性乳がん(ESR1陽性):二次治療(PFS)】「イムルリオ」vs「フェソロデックス+アロマシン」
EMBER-3(NEJM)                         ESR1遺伝子変異陽性かつER陽性HER2陰性進行乳がんと診断され、アロマターゼ阻害薬単独またはCDK4/6阻害薬との併用療法開始後に増悪した女性が次の治療を考える場合、「イムルリオ」治療を選択することで ...
【ER陽性乳がん(ERS1陽性):二次治療(OS)】「イムルリオ」vs「フェソロデックス+アロマシン」
EMBER-3(Ann Oncol)                       ESR1遺伝子変異陽性かつER陽性HER2陰性進行乳がんと診断され、アロマターゼ阻害薬単独またはCDK4/6阻害薬との併用療法開始後に増悪した女性が次の治療を考える場合、「イムルリオ」治療を選択する ...

 

 

4. テセントリク+カルボプラチン+パクリタキセル:切除不能な胸腺がん

【レジメン図鑑】テセントリク+カルボプラチン +パクリタキセル(胸腺がん)
2025年5月14日、「テセントリク+カルボプラチン+パクリタキセル」レジメンが「胸腺がん」に対する適応拡大について申請されたされた。 本試験は医師主導Phase 2試験『MARBLE』の結果に基づく。 【承認申請日】 2025年5月14日 【さらに詳しく】 アテゾリズマブの胸腺 ...

 

 

5. エルゾンリス:芽球性形質細胞様樹状細胞腫瘍

【レジメン図鑑】エルゾンリス(芽球性形質細胞様樹状細胞腫瘍)
「エルゾンリス(一般名:タグラキソフスプ)」単剤治療が「芽球性形質細胞様樹状細胞腫瘍」を対象に2025年3月28日承認申請され、同年12月22日に承認された。2026年3月18日、「エルゾンリス点滴静注1000μg」が発売され、芽球性形質細胞様樹状細胞腫瘍に選択できるようになった ...

 

 

6. リブロファズ:EGFR遺伝子エクソン20挿入変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がんおよびEGFR遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん

【レジメン図鑑】リブロファズ+ラズクルーズ (EGFR陽性肺がん)
「リブロファズ+ラズクルーズ」治療は、「EGFR遺伝子変異陽性の手術不能又は再発非小細胞肺がん」に対して、2025年12月22日に承認され、「リブロファズ」が2026年3月18日より発売され、臨床で選択できるようになった。 リブロファズ配合皮下注は、EGFR及びMET二重特異性抗 ...
【EGFR陽性肺がん:三次治療】「リブロファズ+ラズクルーズ」vs「ライブリバント+ラズクルーズ」
PALOMA-3(JCO)                          EGFR del19またはL858R変異を有する進行非小細胞肺がんと診断され、タグリッソ、化学療法治療歴がある人が「アミバンタマブ+ラズクルーズ」治療を考える場合、「リブロファズ(アミバンタマブ/ボルヒ ...

 

 

7. ルンスミオ(皮下注):再発又は難治性の濾胞性リンパ腫

【レジメン図鑑】ルンスミオ皮下注(濾胞性リンパ腫)
「ルンスミオ皮下注射(一般名:モスネツズマブ)」単剤治療は、「再発又は難治性の濾胞性リンパ腫」を効能及び効果として2025年12月22日に承認された。2026年3月18日「ルンスミオ皮下注5mg/ルンスミオ皮下注45mg」が発売され、日本の臨床においても選択できるようになった。 ...

 

 

8. カルボプラチン(腹腔内投与):卵巣がん

【レジメン図鑑】カルボプラチン腹腔内投与+パクリタキセル(卵巣がん)
「カルボプラチン腹腔内投与+パクリタキセル」治療は「卵巣がん」に対し、2025年12月22日に承認された。この申請は、Phase3試験『iPocc/JGOG3019試験』の結果に基づいている。 卵巣がんは腹膜播種を伴うことが多く、直接病変に高濃度の薬剤を届ける腹腔内投与が有効とさ ...

 

 

【原著】

Int J Clin Oncol. 2026 Jan 8.  [PubMed: 41504991]

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