ZUMA-7(NEJM)
大細胞型B細胞リンパ腫と診断され、一次治療が無効または一次治療より1年以内に再発した人が次の治療を考える場合、「CAR-T細胞 イエスカルタ」治療を選択することで、「大量化学療法+自家造血幹細胞移植」を選択した場合を上回る無イベント生存期間が期待できる。
「イエスカルタ」治療を受けた人のの83%が治療に奏効し(vs 50%)、41%は2年後むイベントなく暮らすことができ(vs 16%)、61%が生存できた(vs 52%)。「イエスカルタ」治療を受けた91%がグレード3以上の有害事象を経験した(vs 83%)。
【発表】
2021年12月11日
【試験名】
ZUMA-7(Phase 3)〔NCT03391466〕
【試験参加国】
米国、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、イスラエル、オランダ、スペイン、スイス、英国
【原著】
N Engl J Med. 2022 ;386:640-654. [PubMed: 34891224]
【さらに詳しく】
- 大細胞型 B 細胞リンパ腫の二次治療としてのアキシカブタゲン シロルユーセル〔NEJM日本語アブストラクト〕
- CAR-T療法イエスカルタ、大細胞型B細胞リンパ腫の2次治療に有効 /NEJM〔ケアネット〕
- 1次治療が短かった再発・難治性大細胞型B細胞リンパ腫の2次治療でAxi-Celは既存の標準治療よりも有効【ASH 2021】〔日経メディカル〕
- axi-celによるCAR-T細胞療法が高リスクリンパ腫に継続的な奏効をもたらす〔海外がん医療情報リファレンス〕
- 早期再発・難治性LBCLにCAR-Tが有効 アキシカブタゲン シロルユーセルの国際第Ⅲ相試験ZUMA-7〔Medical Tribune〕
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