【前立腺がん(日本人):ホルモン感受性(2年OS)】「アーリーダ+アンドロゲン除去療法」vs「アンドロゲン除去療法」

遠隔転移が認められた人が初めての治療を考える場合、「アンドロゲン除去療法」に「アーリーダ」の上乗せを選択することで日本人であっても全集団と同様の傾向が認められ、2年生存率の向上が期待できる。

本試験の結果に基づき、2019年5月31日、「アーリーダ」が「転移性去勢感受性前立腺がん」の効能・効果の追加に関する製造販売承認事項一部変更承認について申請され、2020年5月29日承認された。現在の「アーリーダ」の適応症は「遠隔転移を有しない去勢抵抗性前立腺癌」「遠隔転移を有する前立腺癌」である。

【発表】

2020年12月8日

【試験名】

TITAN(Phase 3)〔NCT02489318

【原著】

Int J Urol . 2021 ;28:280-287. [PubMed: 33295007]

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