EORTC18071(NEJM)
Ⅲ期悪性黒色腫と診断された人が手術後の治療を考える場合、「最長3年のヤーボイ」治療を選択することで、5年無再発生存率、5年生存率の向上が期待できる。
試験では術後補助療法として「ヤーボイ」治療を受けることで5年無再発生存率が30.3%から40.8%に、5年生存率が54.5%から65.4%に向上。
グレード3または4の有害事象は26.2%から54.1%に増加。グレード3または4の免疫関連有害事象は2.7%から41.6%に増加。「ヤーボイ」治療を受けた1.1%の人が免疫関連有害事象のために命を落とした。
【発表】
2016年10月7日
【試験名】
EORTC18071(Phase3)〔NCT00636168〕
【試験参加国】
米国、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、チェコ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ロシア、スペイン、スウェーデン、スイス、英国
【原著】
N Engl J Med. 2016 ;375:1845-1855. [PubMed:27717298]
【さらに詳しく】
- イピリムマブを用いた術後補助療法による III 期悪性黒色腫の生存期間延長〔NEJM日本語アブストラクト〕
- ステージ3悪性黒色腫の術後補助療法としてイピリムマブはOSを延長【ESMO2016】〔日経メディカル〕
- 根治手術後の進行悪性黒色腫で延命効果 〔Medical Tribune〕
- イピリムマブ術後療法はステージ3、高リスク皮膚癌の生存を改善〔海外がん医療情報リファレンス〕
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