innovaTV 301試験は、プラチナ製剤を含む前治療歴のある再発・転移性子宮頸がん患者を対象に、組織因子を標的とする抗体薬物複合体である「テブダック(一般名:チソツマブ ベドチン)」と、治験担当医師選択の化学療法を比較したPhase 3国際共同試験である。
本試験の最大の新規性は、治療選択肢が限られる二次・三次治療において、「テブダック」が化学療法に対し全生存期間を有意に延長(中央値11.5ヵ月 vs 9.5ヵ月、ハザード比0.70)させたことを初めて証明した点にある。また、無増悪生存期間および客観的奏効率においても有意な改善が示された。新たな作用機序を持つ抗体薬物複合体が従来の標準治療を上回る生存益を示した意義は大きく、日本人集団においても一貫した有効性と安全性が確認されている。
【試験名】
innovaTV301/ENGOT-cx12/GOG-3057(Phase 3)〔NCT04697628/jRCT2011210028〕
【試験開始日】
2021年4月7日
【主要評価項目】
生存期間
【サブルグープ解析】
地域(米国/欧州/アジア/その他)、PS(0/1)、アバスチン治療歴(あり/なし)、抗PD-1/PD-L1抗体治療歴(あり/なし)、組織型(扁平上皮がん/腺がん)、前治療歴(1ライン/2ライン)、日本人
【試験参加国】
日本(国立がん研究センター中央病院、群馬大学医学部附属病院、埼玉県立がんセンター、鹿児島大学病院、鹿児島市立病院、国立がん研究センター東病院、東京慈恵会医科大学附属柏病院、四国がんセンター、愛知県がんセンター、琉球大学病院、岡山大学病院、近畿大学病院、大阪国際がんセンター、北海道がんセンター、北海道大学病院、静岡がんセンター、がん研有明病院、慶応大学病院、神奈川県立がんセンター、兵庫県立がんセンター、愛媛大学医学部附属病院、久留米大学病院、呉医療センター・中国がんセンター、日本医科大学武蔵小杉病院、新潟県立新潟がんセンター、岩手医科大学附属病院、東京慈恵会医科大学病院、横浜市立大学医学部附属病院)、米国、アルゼンチン、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、中国、チェコ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、韓国、メキシコ、オランダ、ノルウェー、ペルー、ポーランド、シンガポール、スペイン、スウェーデン、台湾、英国
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