【FGFR陽性尿路上皮がん:一次治療(ORR)】「セトレリマブ+バルバーサ」vs「バルバーサ」

NORSE(JCO)                         

シスプラチン不適応のFGFR3/2変異/融合遺伝子陽性の転移性尿路上皮がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「PD-1阻害薬セトレリマブバルバーサ」併用療法を選択することによって高い奏効率が期待できる。FGFR融合遺伝子陽性の人では「バルバーサ」治療の奏効率は16.7%であったが、併用療法を受けた人では54.5%が治療に奏効した。また、PD-L1 CPS 10未満の人における「バルバーサ」治療、「セトレリマブバルバーサ」併用療法の奏効率はそれぞれ46.4%。50.0%であり、PD-L1低発現のCold Tumorにおいても「バルバーサ」ベースの治療は有効性を示した。

主な有害事象(全グレード)は高リン血症(単剤:83.7%/併用:68.2%)、口内炎(単剤:69.8%/併用:56.8%)、口腔乾燥(単剤:37.2%/併用:56.8%)であった、中心性漿液性脈絡網膜症が約20%の人が経験したが、大部分がグレード1または2であり、回復した。グレード3または4の有害事象を経験した人は単剤治療を受けた46.5%、併用療法を受けた45.5%であった。

【発表】

2026年1月15日

【試験名】

NORSE(Phase 2)〔NCT03473743

【試験参加国】

米国、ベラルーシ、ベルギー、ブラジル、フランス、イタリア、ポーランド、ロシア、韓国、スペイン、台湾、トルコ、英国

【原著】

J Clin Oncol. 2026 Jan 15. [PubMed: 41538748]

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