【MSI-H固形がん:二次治療(ORR)】キイトルーダ

KEYNOTE-158(JCO)                       

化学療法治療歴があり、MMR欠損または高頻度マイクロサテライト不安定性を有する人が「キイトルーダ」治療を受けた結果、34.3%の人で奏効が得られ、無増悪生存期間は4.1ヵ月、生存期間は23.5ヵ月であった。

キイトルーダ」治療を受けた64.8%の人が治療関連有害事象を経験し、14.6%の人がグレード3〜5の治療関連有害事象を経験した。

2018年12月21日、本試験および大腸がんを対象にしたKEYNOTE-164試験の結果に基づいて、「キイトルーダ」が「癌化学療法後に増悪した進行・再発の高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-H)を有する固形癌」に対する効能・効果が承認された。

【発表】

2019年11月4日

【試験名】

KEYNOTE-158(Phase 2)〔NCT02628067

【試験参加国】

米国、オーストラリア、ブラジル、カナダ、コロンビア、デンマーク、フランス、ドイツ、イスラエル、イタリア、韓国、メキシコ、オランダ、ノルウェー、フィリピン、ロシア、南アフリカ、スペイン、台湾

【原著】

J Clin Oncol. 2020; 38:1-10. [PubMed: 31682550]

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