【Year in Review 2025】肺がん治療の進歩:この1年

2025年も数多くのがん治療レジメンが承認され、治療の選択肢が増えた。また、標準治療を上回る新たな治療成績も発表され、その一部が承認申請されている。ここでは、日本における2025年のがん治療の進歩をまとめてみた。

1.  EGFR遺伝子変異陽性の切除不能な非小細胞肺がん

3月27日、経口EGFR阻害薬ラズクルーズとEGFR/MET二重特異性抗体 ライブリバントとの併用療法が「EGFR遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」を効能・効果として承認され、「ラズクルーズ錠80mg/240mg」が発売され、日本の診療現場で選択できるようになった。「ラズクルーズライブリバント」併用療法はEGFR遺伝子変異陽性(エクソン19欠失またはL858R変異陽性)の転移性非小細胞肺がんの一次治療として行うよう強く推奨されている。

【MARIPOSA】本承認は、Phase 3試験『MARIPOSA』の結果に基づいているが、「ラズクルーズライブリバント」併用療法が「タグリッソ」単剤治療に対し、生存期間についても優越性を示し、その結果がNEJM誌に掲載されたのも今年である。

【レジメン図鑑】ライブリバント+ラズクルーズ (EGFR陽性肺がん)
「ライブリバント+ラズクルーズ」治療は、「EGFR遺伝子変異陽性の手術不能又は再発非小細胞肺がん」に対して、2025年3月27日に承認されたEGFR/MET二重特異性抗体とEGFR-TKI阻害薬の併用療法。この申請は、Phase 3試験『MARIPOSA試験』の結果に基づく。 2 ...
【EGFR陽性肺がん:一次治療(PFS)】「ライブリバント+ラズクルーズ」vs「タグリッソ」
MARIPOSA(NEJM)                        局所進行または転移性のEGFR変異陽性の非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「EGFR/MET二重特異性抗体ライブリバント+EGFR-TKIラズクルーズ」治療を選択することで「タグリッ ...
【EGFR陽性肺がん:一次治療(OS)】「ライブリバント+ラズクルーズ」vs「タグリッソ」
MARIPOSA(NEJM)                        局所進行または転移性のEGFR変異陽性の非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「EGFR/MET二重特異性抗体ライブリバント+EGFR-TKIラズクルーズ」治療を選択することで「タグリッ ...

 

【FLAURA2】一方、EGFR遺伝子変異陽性の転移性非小細胞肺がんに対して強く推奨されている治療レジメンとして「タグリッソ+化学療法」があり、これはPhase 3試験『FLAURA2』の結果に基づいているが、「タグリッソ+化学療法」が「タグリッソ」単剤治療に対し、生存期間についても優越性を示し、その結果がNEJM誌に掲載されたのも今年である。

【EGFR陽性肺がん:一次治療(OS)】「タグリッソ+化学療法」vs「タグリッソ」
FLAURA2(NEJM)                         EGFR遺伝子変異陽性の局所進行または転移性の非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「タグリッソ」治療に「ペメトレキセド+プラチナ製剤」の上乗せを選択することで、無増悪生存期間だけでなく ...
【EGFR陽性肺がん:一次治療(PFS)】「タグリッソ+化学療法」vs「タグリッソ」
FLAURA2(NEJM)                         EGFR遺伝子変異陽性の局所進行または転移性の非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「タグリッソ」治療に「ペメトレキセド+プラチナ製剤」の上乗せを選択することで、無増悪生存期間の延長が期 ...
【EGFR陽性肺がん(CNS転移あり):一次治療】「タグリッソ+化学療法」vs「タグリッソ」
FLAURA2(JCO)                          中枢神経系転移を有するEGFR遺伝子変異陽性の非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「タグリッソ」治療に「ペメトレキセド+プラチナ製剤」の上乗せを選択することで、中枢神経系無増悪生存期間 ...

 

5月19日、「ライブリバント+化学療法」併用療法が「EGFR遺伝子変異陽性の手術不能又は再発非小細胞肺がん」を効能・効果として承認され、EGFR-TKI単剤による治療後のアンメットニーズに対しても治療選択肢が誕生した。「カルボプラチンペメトレキセドライブリバント」療法は、タグリッソ耐性または増悪後例に対し、二次治療でを行うよう弱く推奨されている。
【レジメン図鑑】ライブリバント+ペメトレキセド+カルボプラチン(EGFR陽性肺がん)
「ライブリバント+ペメトレキセド+カルボプラチン」併用療法は、「タグリッソ治療開始後に病勢が進行したEGFR遺伝子変異陽性の進行非小細胞肺がん」に対して、2024年5月31日に承認申請され、「EGFR遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」に対する製造販売承認事項一 ...
【EGFR陽性肺がん:二次治療(PFS)】「ライブリバント+化学療法」vs「化学療法」
MARIPOSA-2(Ann Oncol)                     局所進行または転移性のEGFR変異陽性の非小細胞肺がんと診断され、「タグリッソ」治療が無効になった人が次の治療を考える場合、「ペメトレキセド+カルボプラチン」に「EGFR/MET二重特異性抗体ライ ...
【EGFR陽性肺がん:二次治療(OS)】「ライブリバント+化学療法」vs「化学療法」
MARIPOSA-2                            局所進行または転移性のEGFR遺伝子変異陽性の非小細胞肺がんと診断され、「タグリッソ」治療が無効になった人が次の治療を考える場合、「ペメトレキセド+カルボプラチン」に「EGFR/MET二重特異性抗体ライブ ...

 

【OptiTROP-Lung04】10月19日、EGFR遺伝子変異陽性の非小細胞肺がんのEGFR-TKI耐性または増悪後例に対する「サシツズマブ チルモテカン」治療の「ペメトレキセド+プラチナ製剤」治療に対する有用性がNEJM誌に発表された。

【EGFR陽性肺がん:二次治療(PFS)】「サシツズマブ チルモテカン」vs「ペメトレキセド+プラチナ製剤」
OptiTROP-Lung04(NEJM)                     EGFR遺伝子変異陽性の非小細胞肺がんと診断され、EGFR-TKI治療を受けた人が次の治療として「サシツズマブ チルモテカン」治療を選択することで「ペメトレキセド+プラチナ製剤」を選択した場合を上 ...

 

 

2.  EGFR遺伝子変異陽性の切除不能なⅢ期非小細胞肺がん

5月19日、タグリッソが「EGFR遺伝子変異陽性の切除不能な局所進行の非小細胞肺癌における根治的化学放射線療法後の維持療法」の適応で、承認された。EGFR遺伝子変異陽性の切除不能なStageIIIの非小細胞肺がんに対する分子標的薬では、本邦初の承認となった。EGFR遺伝子変異陽性切除不能Ⅲ期非小細胞肺癌に対して、同時化学放射線療法後に、「タグリッソを用いた維持療法」が弱く推奨されている。

【レジメン図鑑】タグリッソ(EGFR陽性Ⅲ期肺がん)
「タグリッソ」単剤治療は、「EGFR遺伝子変異陽性の手術不能又は再発非小細胞肺がん」、「EGFR遺伝子変異陽性の非小細胞肺癌における術後補助療法」に対して承認されているレジメンであるが、2025年5月19日、新たに「EGFR遺伝子変異陽性の切除不能な局所進行の非小細胞肺がんにおけ ...
【EGFR陽性Ⅲ期肺がん:維持療法(PFS)】「タグリッソ」vs「経過観察」
LAURA(NEJM)                           切除不能なEGFR遺伝子変異陽性の非小細胞肺がんと診断され、化学放射線療法後に病勢の進行が認められなかった人が次の治療を考える場合、「タグリッソによる維持療法」を選択することで、無増悪生存期間の延長が期待 ...

 

 

3.  切除可能な非小細胞肺がんの周術期治療

9月19日、イミフィンジが「非小細胞肺がんにおける術前・術後補助療法」を効能又は効果として承認された。同じ適応はキイトルーダに次いで2レジメン目。Ⅱ-ⅢB期非小細胞肺がんに対して、術前にプラチナ製剤併用療法とイミフィンジを併用し,術後にイミフィンジの追加を行うこの治療は弱く推奨されている。

【レジメン図鑑】イミフィンジ+カルボプラチン+ペメトレキセド(非扁平上皮肺がん:周術期治療)
2025年9月19日、「イミフィンジ」の「非小細胞肺癌における術前・術後補助療法」に対し、承認された。本承認はAEGEAN試験に基づいており、非扁平上皮がんに対して「イミフィンジ+カルボプラチン+ペメトレキセド」治療だけでなく、「イミフィンジ+シスプラチン+ペメトレキセド」治療も ...
【レジメン図鑑】イミフィンジ+カルボプラチン+パクリタキセル(扁平上皮肺がん:周術期治療)
2025年9月19日、「イミフィンジ」の「非小細胞肺癌における術前・術後補助療法」に対する効能及び効果が承認された。本承認はAEGEAN試験に基づいており、扁平上皮がんに対しては「イミフィンジ+カルボプラチン+パクリタキセル」治療だけでなく、「イミフィンジ+シスプラチン+ゲムシタ ...

 

【CheckMate 816】6月2日、NEJM誌に発表されたCheckMate 816試験の結果によると、切除可能なIB-ⅢA期の非小細胞肺がんに対する術前補助薬物療法として「オプジーボ+化学療法」が生存期間に対しても「化学療法」に対する優越性が示された。EGFR遺伝子変異/ALK融合遺伝子陰性もしくは不明例に対して、術前にプラチナ製剤併用療法とオプジーボを併用するこの治療は弱く推されている。

【肺がん:術前治療(EFS、pCR)】「オプジーボ+化学療法」vs「化学療法」
CheckMate 816(NEJM)                       切除可能なIB-ⅢA期の非小細胞肺がんと診断された人が手術の前の治療を考える場合、「化学療法」に「オプジーボ」の上乗せを選択することで無イベント生存期間の延長が期待できる。 「化学療法」に「オプジ ...
【肺がん:術前治療(5年OS)】「オプジーボ+化学療法」vs「化学療法」
CheckMate 816(NEJM)                       切除可能なIB-ⅢA期の非小細胞肺がんと診断された人が手術の前の治療を考える場合、「化学療法」に「オプジーボ」の上乗せを選択することで5年生存率の向上も期待できる。 【発表】 2025年6月2日 ...
【肺がん:術前治療(EFS)】「オプジーボ+ヤーボイ」vs「化学療法」
CheckMate 816(JCO)                        PD-L1発現腫瘍割合が1%以上の切除可能なIB-ⅢA期の非小細胞肺がんと診断された人が手術の前の治療を考える場合、「オプジーボ+ヤーボイ」併用療法を選択することで、「化学療法」を選択した場合を上 ...

 

 

4.  HER2遺伝子変異陽性の切除不能な非小細胞肺がん

9月19日、HER2-TKI「ヘルネクシオス(一般名:ゾンゲルチニブ)」は、2025年9月19日に「がん化学療法後に増悪したHER2(ERBB2)遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」の適応で承認された。二次治療以降でヘルネクシオス単剤療法を行うよう強く推奨されている。

【Beamion LUNG-1】本承認はPhase 1a試験『Beamion LUNG-1』の結果に基づいているが、『Beamion LUNG-1試験』がNEJM誌に発表されたのも今年(4月)である。

【レジメン図鑑】ヘルネクシオス(HER2陽性肺がん)
「ヘルネクシオス(一般名:ゾンゲルチニブ)」は、2025年9月19日に「がん化学療法後に増悪したHER2(ERBB2)遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」に対し、承認されたHER2チロシンキナーゼ阻害薬。本承認は、Phase1試験『Beamion LUNG-1』 ...
【HER2陽性肺がん:二次治療(ORR)】ヘルネクシオス
Beamion LUNG-1(NEJM)                      HER2チロシンキナーゼドメイン(TKD)変異陽性の非小細胞肺がんと診断され、プラチナ製剤併用化学療法を受けたことがある75名が「ヘルネクシオス120mg/日」治療を受けた結果、53名(71%)の ...
【HER2陽性肺がん(エンハーツ既治療例):三次治療(ORR)】ヘルネクシオス
Beamion LUNG-1(NEJM)                      HER2チロシンキナーゼドメイン(TKD)変異陽性の非小細胞肺がんと診断され、プラチナ製剤併用化学療法、エンハーツ治療を受けたことがある22名が「ヘルネクシオス120mg/日」治療を受けた結果、9 ...
【HER2陽性肺がん:二次治療】ヘルネクシオス
Beamion LUNG-1(JCO)                       HER2遺伝子変異陽性の非小細胞肺がんと診断され、プラチナ製剤併用化学療法を受けたことがある54名が「ヘルネクシオス」治療を受けた結果、19名(35.2%)の人が治療に奏効した。 【発表】 202 ...

 

【SOHO-01】10月には同じくHER2-TKI「セバベルチニブ」のHER2遺伝子変異陽性の転移性非小細胞肺がんに対する有用性を検証したPhase 1/2試験『SOHO-01』がNEJM誌に発表された。「セバベルチニブ」は、まだ日本で承認されていない。

【HER2陽性肺がん:一次治療】セバベルチニブ
SOHO-01(NEJM)                          HER2遺伝子変異陽性の非小細胞肺がんと診断された73名が初めての治療として「セバベルチニブ」治療を受けた結果、71%の人が治療に奏効し、奏効が11.0ヵ月持続した。 【発表】 2025年10月17日 ...
【HER2陽性肺がん:二次治療(HER2抗体薬物複合体治療歴なし)】セバベルチニブ
SOHO-01(NEJM)                          HER2遺伝子変異陽性の非小細胞肺がんと診断され、プラチナ製剤併用療法、PD-1/PD-L1阻害薬を含む治療を受けたことはあるが、HER2抗体薬物複合体治療は受けたことがない81名が「セバベルチニブ」治 ...
【HER2陽性肺がん:三次治療(HER2抗体薬物複合体治療歴あり)】セバベルチニブ
SOHO-01(NEJM)                          HER2遺伝子変異陽性の非小細胞肺がんと診断され、プラチナ製剤併用療法、PD-1/PD-L1阻害薬、HER2抗体薬物複合体治療を受けたことがある55名が「セバベルチニブ」治療を受けた結果、38%の人が治 ...

 

 

5.  PD-L1 TPS 50%以上の切除不能な非小細胞肺がん

9月19日、「リブタヨ」単剤治療および「リブタヨ+化学療法」が「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」の適応で承認された。
【レジメン図鑑】リブタヨ(PD-L1強陽性肺がん:一次治療)
2025年9月19日、「リブタヨ」単剤治療が「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」に対し、承認された。この承認はEMPOWER-Lung 1試験に基づいている。 【承認日】 2025年9月19日 【効能及び効果】 切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌 このレジメンの主なトライアル ...
【レジメン図鑑】リブタヨ+カルボプラチン+パクリタキセル(PD-L1強陽性肺がん)
2025年9月19日、「リブタヨ+プラチナ製剤併用化学療法」が「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」に対し、承認された。 この承認はEMPOWER-Lung 3試験に基づいている。本試験の扁平上皮がんにおいては「カルボプラチン+パクリタキセル」が164名(82.0%)、「シスプ ...
【レジメン図鑑】リブタヨ+カルボプラチン+ペメトレキセド(PD-L1強陽性肺がん)
2025年9月19日、「リブタヨ+プラチナ製剤併用化学療法」が「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」に対し、承認された。 この承認はEMPOWER-Lung 3試験に基づいている。本試験の非扁平上皮がんにおいては「カルボプラチン+ペメトレキセド」が222名(83.5%)、「シス ...

 

【HARMONi-2】3月8日、Lancet誌に発表されたHARMONi-2試験の結果によると、PD-L1 TPS 50%以上の非小細胞肺がんに対する「抗PD-1/ VEGF二重特異性抗体イボネスシマブ」治療の「キイトルーダ」単剤治療に対する無増悪生存期間の優越性が示された。同試験ではPD-L1 TPS 1-49%の非小細胞肺がんに対しても優越性を示した。

【PD-L1陽性肺がん:一次治療(PFS)】「イボネスシマブ」vs「キイトルーダ」
HARMONi-2(Lancet)                        PD-L1陽性の非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「抗PD-1/ VEGF二重特異性抗体イボネスシマブ」治療を選択することで、「キイトルーダ」治療を選択した場合を上回る無増悪生 ...
【肺がん(PD-L1強陽性):一次治療(PFS)】「イボネスシマブ」vs「キイトルーダ」
HARMONi-2(Lancet)                        PD-L1発現腫瘍割合が50%以上の非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「抗PD-1/ VEGF二重特異性抗体イボネスシマブ」治療を選択することで、「キイトルーダ」治療を選択した ...
【肺がん(PD-L1弱陽性):一次治療(PFS)】「イボネスシマブ」vs「キイトルーダ」
HARMONi-2(Lancet)                        PD-L1発現腫瘍割合が1-49%の非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「抗PD-1/ VEGF二重特異性抗体イボネスシマブ」治療を選択することで、「キイトルーダ」治療を選択した ...

 

 

6.  切除不能な扁平上皮非小細胞肺がん

9月19日、「リブタヨ+化学療法」が「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」の適応で承認された。

【レジメン図鑑】リブタヨ+カルボプラチン+パクリタキセル(扁平上皮肺がん)
2025年9月19日、「リブタヨ+プラチナ製剤併用化学療法」が「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」に対し、承認された。 この承認はEMPOWER-Lung 3試験に基づいている。試験では扁平上皮がん、非扁平上皮がんがそれぞれに200名、265名が含まれ、扁平上皮がんにおいては ...
【レジメン図鑑】リブタヨ+カルボプラチン+ペメトレキセド(非扁平上皮肺がん)
2025年9月19日、「リブタヨ+プラチナ製剤併用化学療法」が「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」に対し、承認された。 この承認はEMPOWER-Lung 3試験に基づいている。試験では扁平上皮がん、非扁平上皮がんがそれぞれに200名、265名が含まれ、非扁平上皮がんにおいて ...

 

【HARMONi-6】10月19日、Lancet誌に発表されたHARMONi-6試験の結果によると、扁平上皮非小細胞肺がんに対する「抗PD-1/ VEGF二重特異性抗体イボネスシマブ+化学療法」治療の「テビムブラ+化学療法」治療に対する無増悪生存期間の優越性が示された。

【肺がん:一次治療(OS)】「イボネスシマブ+化学療法」vs「テビムブラ+化学療法」
HARMONi-6(Lancet)                        進行扁平上皮非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「抗PD-1/VEGF二重特異性抗体 イボネスシマブ+化学療法(パクリタキセル+カルボプラチン)」治療を選択することで「テビムブラ ...

 

 

7.  ROS1融合遺伝子陽性の切除不能な非小細胞肺がん

9月19日、「イブトロジー(一般名:タレトレクチニブアジピン酸塩)」が「ROS1融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌」の適応で承認された。ROS1融合遺伝子陽性の転移性非小細胞肺がんに対してイブトロジーを含むROS1-TKI単剤療法を行うよう強く推奨されている。

【レジメン図鑑】イブトロジー(ROS1陽性肺がん)
「イブトロジー」(開発コード:AB-106/DS-6051b)」は、2025年9月19日、「イブトロジー」は、「ROS1 融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」に対して承認された。この承認は、第II相臨床試験(TRUST-II)の結果などに基づく。「イブトロジー」 ...
【ROS1陽性肺がん:一次治療(ORR)】イブトロジー
TRUST(JCO)                           ROS1融合遺伝子変異陽性の非小細胞肺がんと診断された160名が初めての治療として「ROS1チロシンキナーゼ阻害薬 イブトロジー」治療を受けた結果、88.8%の人が治療に奏効した。 「イブトロジー」治療の主 ...
【ROS1陽性肺がん:二次治療(ORR)】イブトロジー
TRUST(JCO)                           ROS1融合遺伝子変異陽性の非小細胞肺がんと診断され、ザーコリ治療を受けたことがある113名が次の治療として「ROS1チロシンキナーゼ阻害薬 イブトロジー」治療を受けた結果、55.8%の人が治療に奏効し、1 ...
【ROS1陽性肺がん:一次治療(ORR)】イブトロジー
TRUST-I(JCO)                           ROS1融合遺伝子変異陽性の非小細胞肺がんと診断された106名が初めての治療として「ROS1チロシンキナーゼ阻害薬 イブトロジー」治療を受けた結果、90.6%の人が治療に奏効した。 【発表】 2024年 ...
【ROS1陽性肺がん:二次治療(ORR)】イブトロジー
TRUST-I(JCO)                           ROS1融合遺伝子変異陽性の非小細胞肺がんと診断され、ザーコリ治療を受けたことがある66名が次の治療として「ROS1チロシンキナーゼ阻害薬 イブトロジー」治療を受けた結果、90.6%の人が治療に奏効した ...